2021-06-20 AI(人工知能)は何時か人間を憐れむだろう? G7サミットに先立つ10日にホワイトハウスは、AI研究のタクスフォースを新たに設置すると発表しました。 これは国を上げてのAIの研究と開発を加速させるものですが、経済と軍事利用もあると思います。 人間の歴史上に鉄砲と来て航空兵力の次に核兵器と来ました。 これらの登場は戦争のあり方を劇的に変えた代物です。 これにAIの登場により、AIも加わるなら… 軍事革命の一つになり、アメリカでは研究に運用が進んでいるとされています。 この文章読んで思い浮かべる作品ありませんか? そう「ターミネーター」だ! ヤフーのニュースにありましたが、昨年G7サミットでは、各国の首脳がAI開発における協力を確認したそうです。 自律して行動するロボット兵器実用化は今すぐじゃ無理でも、近い将来そう遠くない未来に訪れるかもしれないね? AIは人にとって利益か?不利益か? またイメージナビ株式会社さんは、人工知能(AI)が生成した架空の人物画像を作成及び提供し、イナイモデルにおいて写真素材やWebサイトから画像をダウンロードするサービスとは異なり、AIが架空の人物を生成して提供する【私たちイナイ(いない)んです】。 確かに人物モデル使用時の契約や期間にコスト削減出来るだろうが、科学や技術の進歩は素晴らしいですがある意味一歩危険なところまで来ている気がします。 イメージナビさんは、既に130人を超えるバーチャルモデルを生成済みなんだそうだ。 素晴らしいと思いますが、一般人は人とAIを見抜けないと僕は思います。 AI写真の中に本物の人を混ぜて、人に見分ける作業をさせようとテストさせても、人はAIの人物写真と人の写真閲覧だけでは多分見抜けないです。 素晴らしい反面人工知能の発展や進展に普及が進むと、便利な反面人の仕事はAIに奪われてしまうという危機感もあります。 コスト削減には良いでしょう? 今度はAIを管理する立場の人達が利権を得る。 そんな図式が近い将来来るかもね? 日立ソリューションズは、画像認識AI(人工知能)技術を活用し、カメラの映像から自動検知する作業員安全確認ソリューションを発売した。 正答率93%以上だそうです。 93%以上は凄いことだと思います。 色々AIのこと書きましたが、前置きはこれぐらいにして面白いと思った映画紹介になります。 僕のお勧めの一本は、ちょうど5年前ぐらいかな? 欧米で話題になった「エクス・マキナ」皆さん御存じだろうか? AIの話散々書いていたので、察しの通りAIの話になります。 粗筋 大手検索エンジンを運営するブルーブック社で働く青年ケイレブは、社内抽選に当選し、社長ネイサンの別荘に1週間泊まる権利を獲得します。 物語は此処から始まりますが、ケイレブはヘリコプターに乗って山奥のネイサンの豪邸へ向かいます。 身元確認後ケイレブ専用のIDカードを貰い中に入ります。 ネイサンはケイレブを快く歓迎し、社長と社員の関係ではなく友達になろうと言います。 そしてネイサンがしたいのは、【チューリングテスト】と語ります。 チューリングテストとは、AIと人が会話しAIの知能を試すテストのことです。 ケイレブは秘密契約書にサインし、受け入れます。 そしてケイレブはAIと対面し、女の子の性別を与えられた「エヴァ」と会話して行きます。 友達になろうと言うケイレブに対して、エヴァは「ネイサンの言うことは信じてはダメ」と言います。 ネイサン 「検索エンジンこそ人間の思考形態そのものだ」 「衝動、反応、流動的で未完成」 「パターン化され勝手に混乱する」 これ観た時そうかもと思いました。 仮にですよ? 天下のGoogleさんが人型のAI(人工知能)を完成させたら? ゾッとしますよね? 映画の中ではAI「エヴァ」はケイレブの感情を利用し、感情ある人が負けて心理戦でAIが勝ち外に出るところで映画は終わります。 面白い映画でお勧めなんですが、この内容はこの先の未来を物語るのか? なんてな!? 終わり方は【パラサイト・イヴ(ミトコンドリア)】に近いかもね? 印象に残った台詞を書き終わります。 ネイサン 「君はエヴァを憐れむかもしれないが、いつかAIが人間を憐れむだろう?」 〆